────まったくマンガやゲームには熱中できるのに、勉強となると、とたんに集中力がなくなるんだから・・・。
とは世のお母さん方の嘆き。・・・ううん、確かに。
ところでここでよく考えてみてください。”熱中”と”集中”とは根本的に違うということを。
子供たちに限らず、人間誰しも自分の好きなことには自ずと熱中します。まあ、熱中は実に簡単なんですね。ところが集中となると話は別です。集中とは、好むと好まざるとに関わらず、やらねばならぬことに対し意識を一点に集め、他のことに気をとられない状態のことを指します。
さあ言うは易く行うのは難しの、これは典型ですね。面白くはない、したがって好きにもなかなかなれない学習に集中する、させることは容易ではありませんね。
ところで全ての教科が嫌い、ということも実はあまりないのです。英語には全く興味が持てず、単語一つがなかなか覚えられない生徒も数学は決して苦ではなく、案外すらすらやる生徒を何人も知っています。ここではやはり好き嫌いが大きな要因となっているようです。
では、嫌いな科目は永久にダメなんでしょうか?
実はそうでもないのです。
あるシステムで、ある一定時間嫌いな教科でも我慢して学習を続けると、ある時ふと気づくと苦手意識が消えてい、その科目への嫌悪感も消えていた、という生徒をこれまで何人も見てきました。そう永久にダメではないんです。
ただしここで要求されるのは、少しの我慢と”努力”です。集中にはどうしても努力が要求されるのです。これは失礼ながら、ご家庭ではなかなか実行できないのが実際ではないでしょうか。 |